タイトル通りです。
こちらは AIIT(産業技術大学院大学) Advent Calendar 2017 9日目 の記事です。
せっかくprefixに大学院名をつけたadvent calendarなので、箸休め程度に入学するまでにやってたことを書きます😀

業界入る前のスキル

中高生の時にガラケーでサイト作るのが流行っていたので、HTML,CSSはまあまあかける。
CSSに関しては、無料のブログサービスのテンプレートをいじれる、
といった感じでした。
クライアント側の言語とサーバー側の言語??なんて言葉は知りませんでした。
大学は経営学部でした。

入社前

大学3年生(2010年)くらいの時に、スマホが流行りだして
「アプリ作って一儲けした」系の記事をみていて、
「どうやらAndroidアプリはJavaって言語で書かれているらしい」
ということを知りました。
ただ、当時の私に取って技術書はあまりにも高かったので、
基本的にwebサイトで勉強しようと思いました。
そこで codecademy.com こちらのサイトでJavaScriptというコースがあり
Androidアプリを作るJavaってやつはJavaScriptの略なのかな...??
と思ってコースを学び始めました。
が、後半になるにつれて、
「これでアプリを作れるようになるとは思えない...」
と思い再度調べ直すと JavaとJavaScriptは違う という衝撃的な事実を知り、なるほど...と思いつつもうすぐ終わりな感じだったのでとりあえずJSのコースをやり終え、結局アプリを作らないまま大学は卒業しました。
(※当時codecademyにJavaのコースがなかったのが敗因です)

研修

会社に入って、まずHTML,CSS,JavaScript(以下JS)
その後PHPを1ヶ月で一通りやり、2ヶ月目にwebサービスを作りましょう。
ということをやりました。
小さいIT企業の未経験7期生でHTML,CSS,JS(ちょっと)はやってたので、「すごくできるじゃん」ってめちゃくちゃ褒められて調子に乗りました☺
CSSで円を作って、講師のおじさんに褒められてた☺
ただ、生JS縛りで、むずい...ってよく言ってました。
あと、

これもこの時だなあ。

現場

当時の現場は基本要件定義・詳細設計ばっかりやってたので、実際コードを書くようになったのはそれから10ヶ月後くらいでした。しかもサブシステム。
もともと自社フレームワークを利用していて、そこにページ作る、というような作業だったのですが、生JSで書いてたらjQery使えって怒られて...そこで再度CodecademyでjQueryってコースやってみたら便利すぎて「私が今まで使った時間....」とはなりましたが、やりたいことがもりもりできるのでjQueryが大好きになりました。
講師のおじさんは「生JS触らないと何やってるのかわからない」と言っていて、「でも現場で使わないなら意味なくない?」ってキレてたのですが、年を取りいまならわかるようになりました😇

結局ここもさらっとPHP、jQueryくらいしか書いてなかったです。(開発1ヶ月半くらい)
また、SVNを使用していました。


リリース後

上のシステムがリリース後、家に帰ってから暇だったので「Androidアプリを作ろう」という熱が再度でてきて、アプリを作りました。
Eclipseを入れて、環境変数って何..パスが通ってないっぽいけどパスとは...という感じでした。
とりあえず、1〜18まで数字を入れるところがあり、ボタンが「単勝」「複勝」「馬連」「馬単」「三連複」「三連単」があり、ランダムで組み合わせを出す、というアプリでした。
Googleにお金払ってリリースまでししたのですが、OSのバージョンアップでレイアウトがくずれ、結局monacaでHTML,CSS,JSで書き直しました。
うまだのみ(いろいろしんどい)

あと、この辺りで共有レンタルサーバーを借りてwordpressでブログを書いてたのですが同僚エンジニアに「VPSの方が色々できてたのしいよ」って言われて、VPSでwordpressを作って壊し、なんてことをやってました。

また、同時期に新人研修(私も新人だったけど)をやって、CentOS7の仮想環境をつくる!というテーマで君の時は研修でやらなかったから講師やってよ!って言われたので、オススメされた本を買って (多分こちら:TECHNICAL MASTERはじめてのCentOS7Linuxサーバ構築編)、家のPCで本通りに予習したら、この本には仮想環境のことはかいてなかったので、パーテーション削除してwindows飛ばしたりしてました。。。これがメンタル辛かった...

転職

アプリ作ったあたりから、もっとがっつり開発したい!って思って転職してゲーム会社に行きました。
そこではサーバーサイドエンジニアとして入ってPerlを初めて触りました。
ただ、私は未経験枠で行って熱意しか語ってなかったので、そこがなんの言語を書いてるかを知ったのは入社3日前でした。
とりあえずPerlの分厚い本を買って、そこでgithubも初めて使って...みたいな感じで新しいことできるのは楽しかったけど、わりとパンパンでした。
その前の現場は自社フレームワークでOSSのフレームワーク触るのも始めてただったし、ORMapperもここで初めて触りました。
スキルが低いのもあったけど、忙しかったので自分でつくったりとかはそういえば何もしなかったなあ、と今になって思いました。

そのあと

あとは個人事業主なってから今の現場に入ったあたりで「なんでもいいからtwitter botつくりたいなー」って思って 素数日botを PHPで書いたり、またレンタルサーバー借りてLaravelでwebサイトを作ったり、Perl/Amon2でwebサービスをつくったり、その様子を http://liveedu.tv/ で配信したりしてました。

また、今の現場のエンジニアさんはスキルが高くて、読んだ方がいい本を貸してくれたりしたので、それはそれで学びがありました。テストも書いたことがなかったので、ここで初めてかきました。(最初はテストを書く...??実機で試した結果をシートにかくってこと?って思ってました。)

そういえば今までレビューしてもらうことしかしたことなかったのですが、ここの現場で初めてレビューするようになって、こう書けばいいんだ!と学びがあったりで、どうしてこう書くんだろう?って考えたり、コード読むのは楽しいなあ、って思うようになりました😮

今だから懺悔するのですが、クエリー書いたPR投げる時「explainしてください」ってコメントもらってやったけど、何を見ていいかぐぐってもよくわからなくて「大丈夫か大丈夫じゃないか2分の1だな」って思って結果のスクショ貼って「大丈夫だと思います...><」ってコメントしてました。イマナラワカルヨ!

それでその辺りから、もっとちゃんと勉強したいな、と思ったので大学院を探して、この辺の経緯もあって、大学院に入学しました。

まとめ

というわけで、私はゆるゆる文系ぷろぐらまーとして好きなwebサービスくらいなら作れるかなあ、くらいのスキルで入学しました。
とりあえず大学院に行ってよかったなあと思うことは「知識の器が大きくなった」ことです。
実際に特に何かできるようになったわけではないですが、実際の現場でmtgで他の人が言ってたのはこれかあ、とか、「ここ、進研ゼミでやったところだ!」的なノリで、授業でやったやつだなあ、ってなることは多くなりました。
なのでそこからちょこちょこ調べたりするようになったのは大きいなあ、と思います。

以上が私が未経験から情報系大学院に入るまでにやってたことでした😀